旅行中の「ちょっとした違和感」を放置した結果…腰と膝の痛みが悪化した実例
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② 悲劇の始まり「昨日までの疲れとは違う…?」
「……痛い。」
翌朝、Aさんはベッドから起き上がろうとして、思わず動きを止めました。
昨日までは「ちょっと疲れたかな」くらいだった右膝に、はっきりとした痛みを感じたのです。
「寝れば治ると思ったのに……。」
恐る恐る足を床につけると、膝にズキッとした感覚が走ります。さらに身体を起こしてみると、今度は腰にも重だるさが。
それでも、まだ旅行は2日目。
子どもたちは朝から元気いっぱいです。
「ママ!今日はどこから行くの?」
楽しそうな声を聞いたAさんは、心配そうな表情を隠して、
「大丈夫、大丈夫!準備しよう!」
と笑って答えました。
本当は少し不安でした。
「昨日、ちょっと歩きすぎたかな……。」
そう思いながらも、「せっかくの家族旅行なのだから」と気持ちを切り替えます。
☀朝から始まった「小さな無理」
ホテルを出る頃には、膝の痛みは昨日よりも明らかに強くなっていました。
特に階段を下りるとき。
一段降りるたびに、
「ズキッ……」
と思わず顔をしかめます。
ご主人が、
「大丈夫?ちょっと休む?」
と声をかけてくれました。
一瞬、「休みたい」と言いかけたAさん。
しかし、子どもたちはすでに今日の予定を楽しみにしています。
「大丈夫だよ。せっかくだから行こう!」
そう答えました。
これが、この日の大きな分かれ道でした。
🚶「歩いていれば、そのうち慣れる」と思っていた
観光地に着くと、昨日と同じように歩き始めます。
ところが、昨日とは明らかに違いました。
歩き始めてしばらくすると、膝だけではなく腰にも負担を感じるようになってきます。
昨日の2万歩の疲労が抜けきらないまま、さらに歩く。
そして、痛みをかばうように歩くことで、身体の使い方にも少しずつ変化が出てきます。
「右足をかばってるから、左足も疲れてきたかも……。」
そんな感覚はありましたが、
「歩いていれば、そのうち慣れるよね」
と、そのまま歩き続けました。
しかし、身体はすでに「休んでほしい」とサインを出していたのです。
😢ついに「旅行を楽しむ」ことが苦痛に
昼頃になると、Aさんの表情から笑顔が少しずつ消えていきました。
子どもたちが、
「ママ、次あっち行こう!」
と走り出しても、昨日のようについていくことができません。
「先に行ってて。ママ、ゆっくり行くから。」
そう言うAさん。
心の中では、
「本当は一緒に行きたいのに……。」
という悔しさがありました。
写真を撮るためにしゃがむのもつらい。
長時間立っているのもつらい。
歩き続けるのもつらい。
せっかく楽しみにしていた旅行なのに、頭の中はいつの間にか「痛み」のことでいっぱいになっていました。
そして、このとき初めて、
「もしかして、これ……結構まずいかも。」
という不安がAさんの中に生まれます。
それでも、旅行はまだ終わっていません。
「今日だけは何とか乗り切ろう。」
そう決めたAさんは、痛みを抱えたまま家族の後を追います。
しかし、このあと待っていたのは、さらに長い移動と観光。
そしてAさんは、**痛みを抱えながら旅行を続けるための“応急処置と我慢”**という選択をすることになります。
その判断が、果たして正しかったのか――。
次回、「③応急処置と我慢」へ続きます。
著者 Writer

- スタッフ:廣井 美雪(ヒロイ ミユキ)
- 所有資格:鍼灸師
生年月日:2004年1月20日
血液型:A型
出身:静岡県
趣味:LE SSERAFIM、映画・ドラマ鑑賞、旅行
得意な施術:腰痛
ご来院されるお客さまへ一言:私は家族の不調を治したくてこの道に進みました!来てくださる皆様が健康で元気に過ごせるようにお力にならせていただきます!一緒に健康な体を目指していきましょう!
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